
突然ですが、あなたは”消防士”についてどんなイメージを持っていますか?
よく耳にするものだと、
- 頼りになる
- いつも元気モリモリ
- 子どもたちのヒーロー など
そんな、比較的”良いイメージ”を持たれることの多い消防士。
しかし、その一方で正反対のイメージを持たれることも少なくありません。
それがどんなイメージかと言うと、
「消防士はチャラい」
かつて、僕も友だちから
「消防士ってチャラい人が多いよね」
と何度も言われました。
このときの答えが、この記事の結論になるので先にお伝えします。
とはいえ、もちろん全員がそうではありません。
そういったことに奥手な人だっています。
ただ、割合的には”遊び慣れている人”が多いです。
これは事実なので、弁明のしようがありません^^;
僕はひとつの都市でしか働いたことはありませんが、おそらく全国共通だと思います。

しかし、この「チャラさ」が原因で悩んでいる人は少なからずいると思います。
仮に、もしパートナーを探すなら”誠実な人がいい”と願う人がほとんどでしょう^^;
この記事は
- 消防士と遊びたい
- 消防士と結婚したい
こんな悩みを抱えている人たちにぜひ読んでもらえたらと思っています。
- 消防士がチャラいといわれる理由が分かる
- 消防士の傾向が分かる
- パートナーを探すときに、変な人に引っかかりづらくなる
目次
消防士はチャラいの?
消防士の素行をよく知る女性たちからは、たいてい「チャラい」といわれる消防士。
(※ ここでの「チャラい」というのは、褒め言葉では”決して”ありません。念のため・・)

・・そもそも『チャラい』というのは、どんな状態を指すのでしょう?
というわけで、ググってみました。
ちゃら – 出鱈目、出任せ、いい加減な取引・態度・発言、すぐにバレる嘘。転じて、契約・貸借関係などの取引が「チャラ(いい加減なもの)」であると判明した場合に、その取引をご破算(帳消)にすること。
チャラい – 上記チャラチャラを略したチャラに形容詞化する接尾語「い」をつけた若者言葉。チャラ男等に発展した。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なるほど・・。
これを元にまとめると、
- ノリが軽い
- 言葉に重みがない
- そこらじゅうで異性に声をかける
- 自分にパートナーがいても関係なし
- とっかえひっかえ異性と関係を持つ
といったところでしょうか。
これを踏まえた上でもう一度、結論をお伝えします。
『消防士にはチャラい人が多いです』

実際、これまでに消防士の彼(または”濃い関係の”友人)に振り回されたという人たちから、

という声を耳にすることも幾度となくありました。
「怒った女性が消防署に乗り込んできた」という話を聞いたのも、一度や二度ではありません・・。
その行為によって「誰かを傷つけた」ということを考えれば、その行為は間違いなく「悪いこと」です。
なので擁護する気は、髪の毛ほどもありません。
とはいえ、 消防士にチャラ男が多いのには理由があります。
ここからは「チャラ男」誕生までの秘話を語ったうえで、遊び友達またはパートナーといった目的に応じた消防士の見極め方についても解説していきたいと思います。
職場による影響が大きい

なぜ消防士にはチャラ男が多いのでしょうか。
その理由はズバリ・・・
そういう、職場だからです。


消防士には高校を卒業した18歳からなることができます。
その時点でチャラい人なんてほとんどいません。
新人の頃は、そのほとんどが日に焼けて真っ黒な肌をした、ボウズ頭のスポーツ少年。
生まれて初めて社会に出たスポーツ少年の武器は、せいぜい「若さ」と「体力」、「素直さ」くらいのものです。
ところが、それは最初だけ。
人によっては、1年も経つころには「チャラ男」と呼んでもお釣りが来るような人間へと変貌しています。
ここからは、右も左も分からない高卒のスポーツ少年たちが、たった1年でチャラ男へと変貌していく、その要因について解説します。
ちなみに、大卒組は極端に変貌することはわりと少ない気がします^^;
消防士になるまでに”遊んできた人”は消防士になっても遊ぶし、そうでない人はそれまで通りの自分をつらぬく傾向が強いです。
【要因①】男性職員の割合が大きい
チャラ男が誕生する要因の一つ目として、”消防署ではたらく職員の男女比率の違い”が挙げられます。
現在では女性職員の採用も増えてはいますが、いまだに男性職員の方が圧倒的に多いです。
この比率のアンバランスさは、『危険な現場で活動しなくてはならない』という業務の過酷さ、特殊性によって生まれているものです。
総務省消防庁は30日までに、全国の消防職員に占める女性の割合を、現在の2.4%から2026年4月までに5%に引き上げる数値目標を初めて定め、各市町村の消防本部に女性職員の増員などを要請した。警察官の8.1%、自衛官の5.7%より低い現状を改善し、女性活用を進める。
引用:日本経済新聞
この記事を見ても分かると思いますが、女性職員はかなり少ないです。
2026年の目標値5%だとしても、消防職員20人中1人しか女性職員がいないということです。
これは言ってみれば「いちおう共学だけど、クラスに2、3人しか女子がいない高校」みたいなものです。
前提として、 この”ほぼ男子校状態”であることが、結果的に「消防士のチャラさ」につながっていることは間違いありません。
また、誤解をおそれずに言えば、消防署を学校とした場合、それぞれの係や出張所などは”部活”のような集まりです。
そこには新入生から42年生(笑)までが在籍しています。
個人的には、消防署の雰囲気を表現するのには、この”部活”という表現がすごくしっくりくると思っています。
僕も消防署に入ったばかりの頃には、

という印象をうけました。
現在では大卒で入社する人の方が多いですが、昔は高校を卒業してすぐに入社する人たちの方が多い時代が続いていたようです。
現在はその”高卒組”はベテランと呼ばれる世代に集まっています。
- スポーツを一生懸命やってきた人が消防士になる
- 初めての就職なので、ほかの会社のことはしらない
- 毎年、新人が入社してくるので自然と立場(ポジション)が上がっていく
そんな背景を考えると、
”今も学生のころの気持ちを忘れず、無邪気なまま歳を重ねた中堅やベテランが多い”
そんな状況もうなずけます。

【要因②】休憩中の消防士たちの主な話題
消防署では年齢や経験年数に関係なく、よく話題にされる共通のテーマがあります。
これはもう、共通言語みたいなもの。
そのテーマというのはこれ
- 女性のこと
- ギャンブル
ちなみに、これとは逆に「口にしないほうがいい」といわれている話題もあります。
それは、
- 野球
- 政治
- 宗教

消防署の仕事の中でも災害対応をする人たちは、一度仕事に行くと24時間(=1当直)はたらきます。
その間は災害活動や訓練、トレーニング、事務処理といった業務を行います。
休憩時間には同僚と雑談などしながら過ごします。
そんな、男だらけの職場で仕事の話しかしないわけがありません。
とくに集中力が切れた夜の休憩時間に、どんな話題になるかは想像がつくと思います^^;
当直のたび、先輩たちの武勇伝を聞くうちに新人はある勘違いをします。

「そういう付き合い方って普通なんだニャ」
「みんなやってるんだニャ」

こうして、チャラ男の「マインド面」が形成されていきます。
【要因③】合コンがとにかく多い
消防署はとにかく飲み会(合コン)が多いです。
「若い」というだけでも、あっちこっちから声がかかるので、週2〜3本という月もあります。

看護師や保育園の先生とパイプが繋がっていることが多く、幹事同士が連絡を取り合って定期的に開催されます。
もちろん、最初は何を話していいのかも分からないので緊張します。
でも、場数を踏めば誰だって慣れます。
ここでのポイントは”合コンが頻繁に開催される”という環境が当たり前にあること。
そんじょそこらの学生よりもよっぽど多い自信があります。
こうして、たくさんの飲み会をとおして「チャラ男」としての経験値と実績を積んでいくわけです。
【要因④】身体を使う仕事である
消防士の仕事は基本的に身体を使うものが多いです。
その影響か、 自分の欲望に素直な人が多いです。

消防士は災害活動や訓練、トレーニングと「これでもか!」というくらい身体を酷使します。
運動で筋肉に刺激を与えると、テストステロンというホルモンが分泌されます。
テストステロンとは
男性らしさを作るのは男性ホルモン、女性らしさを作るのは女性ホルモン。ならば、性欲も各々のホルモンが司るのでは? と思ったらさにあらず。実は男女の性欲はともにテストステロンという男性ホルモンが司る。
引用:Tarzan

テストステロンと運動の関係について
運動で筋肉に刺激を与えると、テストステロン値が高くなることが確認されている(Metabolism.1996 Aug;45(8):935-9)。ジョギングなどの「有酸素運動」とマシンなどを使った「筋トレ」、どちらも効果的。
引用:日経Gooday
と、こんな感じで普段から身体をたくさん動かしている分、異性との交流(?)にも意欲的なのかもしれません。

必ずしも悪いことだけではない

ここまで、「チャラ男」誕生までの背景について解説してきました。
先ほども触れましたが、「傷ついている人がいる」という面を考えると「チャラい」ことは良いことではありません。
そして、そういった人が多いのは、消防署の影響が大きいんじゃないかなと思います。
しかし、その一方でこういった消防署から与えられる影響も、悪い面だけでは無いのかなとも思っています。
というのも、
- 女性と話すのが苦手だったけど、飲み会に誘われる
- 何度も先輩に飲み会に連れて行かれるうちに女性への苦手意識を克服
- はじめての彼女ができる
- 数年後、その彼女と結婚
といった話もよく聞くからです。


消防士を見極めるときに気をつけること

もし、真剣に消防士のパートナーを探しているという人は、
- 口がうまい人
- ものすごくノリが良い
- やけにボディタッチが多い
に注意しましょう。
遊び慣れている可能性が高いので警戒しておくこと。
というか、あえて書かずとも雰囲気で分かると思います。笑
逆に”消防士の遊び相手を探している”という人は、簡単です。
何人か声をかければほぼ100%見つかります。
飲み会の提案でもしたら、前のめりで返信が来るはずです。笑
もちろん、チャラ男ばかりではない
結局、 「チャラくなっても不思議じゃないような土壌はあるけど、どうなるかはその人しだい」というわけです。
実際に、僕の周りにはすごく真面目な(マジメすぎるほど)ジェントルもたくさんいました。
しかし、消防士には「チャラ男」が多いことは間違いありません。
なので、 「チャラ男」を求めていない限りは、その”ワナ”に捕まらないように生態を把握し、警戒しておくことが必要です^^;