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消防士ってどんな訓練しているの?訓練の内容について解説します!

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トモ
トモ
こんにちは!
トモ(⇛プロフィール)です^^

「消防士ってどんな訓練をしてるの?」

こんな疑問にお答えします。

僕が消防士だったころ友達などから「火事がないときって何してるの?」とよく聞かれました。

たしかに毎日、火事があるわけではないので 災害に出ていない時は事務処理や訓練をしています。

もしかしたら「訓練」という言葉自体、あまり馴染みのない言葉かもしれません^^;

具体的にどんな訓練をしているかというと

訓練の内容
  • 放水したり
  • 梯子をかけたり
  • パイプを切ったり
  • ロープを渡ったり
  • 車内や高い場所から救助したり etc…

トモ
トモ
テレビでとか観たことがある人も多いはず

もう、バリエーションがありすぎて書ききれません。笑

でも、訓練をする目的はただ1つです。

それは ”災害から人命や財産を守るため”

災害現場では安全で確実な方法で救出しなくてはいけません。

一度のミスが命取りにもなりかねないのが災害現場です。

下手をすれば、傷病者を危険にさらすことになります。

訓練でたくさんの失敗を繰り返しながら、少しずつ判断力や技術を高めていきます。

同じ災害が起きることは絶対にありません。

だからこそ、 色々なシチュエーションの災害現場を想定(イメージ)して訓練することが必要になってきます。

それと、地域によっても訓練の内容は多少変わってきます。繁華街がある、海がある、山がある、など、その地域の特徴によって、求められるものが変わってくるからです。

というわけで、この記事は「そんな感じなんだー」くらいで読んで頂けると助かります。笑

 

 

基本編

すべての災害活動の基本となる動作です。

これらができないと話にならない・・というレベルの 基礎中の基礎です。

だからこそ、日々の訓練の積み重ねがとても重要です。

ざっくりとこんな感じ。

基本の動作
  • ホース延長
  • 放水
  • 資機材の取り扱い
  • 結索(ロープを結ぶ)

これらは消防士になると消防学校で教わります。

ただ、消防学校で教わるのはあくまで基礎です。

消防学校を卒業してからは各自で技術を磨かなくてはいけません。

何度も何度も繰り返してるうちに、少しずつ高い技術が身についていきます^^

トモ
トモ
とにかく反復あるのみ

応用編

火災想定訓練

火事や交通事故などを想定(イメージ)して行う訓練です。

訓練実施後には次はもっと良い活動ができるように良かったところや改善点などの意見を出し合います。

訓練でやること
  • ホースを伸ばす
  • 放水する
  • はしごを掛ける
  • パイプなどを切断する

といった基本動作を繰り返し訓練することで精度を高めます。

ほかにも

災害想定の例
  • 屋内からの人命救助
  • 狭い場所でのホース延長
  • 長距離にわたるホース延長

など、想定する場面は様々です^^

トモ
トモ
火災のどんな状況にも対応できるように訓練を行います

災害想定訓練(火災以外)

消防が出動するのは火事だけじゃありません。

実は火災以外の災害に出ている件数の方が多いです^^;

そのため、火災以外の災害を想定した訓練も行います。 

火事以外の災害の例
  • 交通事故
  • 列車事故
  • 高所からの転落
  • 屋内(車内)に閉じ込められた
  • 特殊災害 など
【解説】特殊災害:化学物質や核、放射線などによる災害のこと

消防車には様々な資機材が積まれています。

それらの資機材をどうしたら効果的に使えるか、もっといい救助方法はないかといったことを考えながら訓練を行います。

災害現場での判断力や技術は、そういった日頃の小さな積み重ねによってできていきます。

また、 災害現場で活動をする際には他の隊員との意思疎通が必要不可欠です。

そのため、訓練のときから隊員同士で積極的にコミュニケーションを取ることがとても重要になります。

交通事故

特殊災害

トモ
トモ
どんな災害にも対応できるように訓練をします

救助訓練

消防署では災害を想定した訓練のほかに 救助訓練 というものが行われています。

これはあらかじめ決められた状況から救助を行う訓練で、資機材の配置や救出方法まで細かく決められています。

同じ条件の中でタイムを競うことで、技術を高め合っています。

毎年大会が開かれており、全国大会にもなるとかなりの来場者数です。

ざっくりとですが訓練は

例えばこんなシチュエーション
  • 低い場所から救助する・・・引き揚げ救助
  • 隣の建物などから救助する・・・ロープブリッジ救出
  • 煙道(狭いトンネルみたいなもの)の向こう側から救助する・・・ほふく救出  etc…

トモ
トモ
消防署の運動会みたいな感じです

お気づきかもしれませんが・・。

この動きをそのまま災害で使うことはほぼ100%ないです^^;

ただ、災害で役に立たないかというとそんなことはありません。

それは、 救助訓練は”たくさんの技術を身につけて初めて成立するもの”だからです。

身体の使い方やロープなどの資機材をあつかう技術を高めるためには、数をこなすしかありません。

何千回、何万回と繰り返し同じ動きをするなかで身につけた技術だからこそ、実際の災害でも意識をすることなく高い精度で行うことができます。

特に新人の消防士に対しては、救助訓練をとおして”一定の水準まで技術を高めさせることができる”という面もあるのかもしれません。

参考:救助訓練期間中の一日(トモの場合)

8:30〜12:00 訓練
   ↓
12:00〜13:00 昼食
   ↓
13:00〜18:00 訓練
   ↓
18:00〜19:00 夕食
   ↓
19:00〜24:00 訓練 
(※以降、ノルマが終わったら就寝)
   ↓
6:00 起床
   ↓
8:30 業務終了

トモ
トモ
たいてい寝れるのは3時過ぎ

まとめ

こんな訓練をしています
  • 基礎的な技術をみがく訓練
  • 火災をイメージした訓練
  • 火災以外の災害をイメージした訓練
  • 救助技術をみがいて競い合うための訓練

ここで挙げたもののほかにも

こんな訓練もあります
  • 震災対策訓練
  • 風水害対応訓練
  • テロ対策訓練 etc…

そしてこういった訓練をする目的は一つです。

訓練をする目的
災害から人命や財産を守るため

 

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまたー^^

 

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